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地球の登り方~お金とお山について~

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【コラム】フォレストガンプのあずっち的考察!

こんにちは。

あずっちです。

 

 

今日はさっさと仕事を切り上げて、レンタルしていた「フォレストガンプ」を観ました。

 

 

 

 

 

主人公のフォレストガンプが歩んできた人生をベンチで出会った一人一人に対して語り掛けていくというストーリー構成。

 

 

ゆったりと語る彼の話からはじんわりと感じさせる何かがあると思いました。

 

今日は映画を観て感じたことを思いのままに書く、完全にコラム的な内容です(山もお金も関係ないw)

 

※ネタばれします。 

 

 

この映画が伝えたいことは何か?

あずっちは、映画には必ずメッセージがあると思って観ています。

では、今回のフォレストガンプは何を伝えたい映画なのでしょうか?

 勝手にLET‘s 考察!

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ざっくりあらすじ

主人公のフォレストガンプは知的な水準が通常の人よりも遅れており、IQが他人よりも低いです。そして幼少期は、歩装具を付けなければきちんと歩けないような足にも若干の障害のある子供でした。

 

そんなフォレストガンプはいじめの標的に。

 

 

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初めて学校に通う日。彼の家にスクールバスがやってきました。ほぼ満員のスクールバス。座席を探す彼に向けられる言葉は「ここには座らないで!」という冷たい言葉でした。

 

そんな中、ジェニーという女の子は違いました。彼女は唯一「隣に座っていいよ」と言ってくれるのです。なんて優しいんだろう。

 

それからフォレストガンプとジェニーのつながりは始まります。

 

 

フォレストガンプは知的に遅れており、何事もまっすぐに、純粋に、とらえます。

ある日ジェニーと一緒に帰っていると、いじめっこたちがフォレストガンプに向かって石を投げつけました。

ジェニーは「フォレスト、走って!」と言います。

 

すると、それをまっすぐにとらえたフォレストガンプは、ただがむしゃらに走ります。

そう、ただがむしゃらに。

 

すると、足に付けていた歩装具がみるみる外れ、ついには通常以上に足を動かすことができるようになり、普通に走ることができるようになってしまうのです。

 

 

高校生になっても、彼はジェニーと一緒。そしていじめっ子たちも。

 

いじめっ子たちは相も変わらずフォレストガンプに石を投げつけます。

 

 

すると、またジェニーは「走って!」といいます。

まっすぐにとらえるフォレストガンプはただがむしゃらに走ります。そう、ただがむしゃらに。

 

 

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すると、彼の走りを見た大学ラグビーチームの先生が、大学のチームに引き入れます。

 

・・・

 

このように、ただまっすぐに生きるフォレストガンプはいろいろな人と出会い、いろいろなことを学びながら成長し、そして成功していくのです。

 

あるときは陸軍として成功し、ある時は卓球で成功。そしてまたある時は、エビ漁で成功、そして、走り続けて成功。などなど。

 

 

この映画でポイントとなるシーンはどこだろう?

映画のポイントとなるシーンは、映画で伝えたいメッセージが色濃く反映されているということ。それはどこだったのでしょうか。

 

あずっちは、この映画のポイントとなるシーンは、

 

 

陸軍として栄誉賞を授与した後、なぜかセントラルパークでスピーチをすることになったとき

 

 

 

だと思いました。

これは、戦争反対を掲げるデモ参加者の集会だったのだと思います。

 

そこで、ひょんなことからスピーチをすることになった軍服姿のフォレストガンプ

 

戦争で功績をたたえられたフォレストガンプが、戦争反対のデモに参加するという奇妙なシーンです。

 

 

フォレストガンプの前にスピーチをしていた若者は「ファ〇ク!」を連呼します。

それに対して聴衆は熱気に包まれます。

 

 

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そして、フォレストガンプの出番になったとき・・・

 

ある軍の兵士がマイクの線を抜いてしまいます。

 

それに気が付かないフォレストガンプは滔々と話し始めます。

 

 

聴衆からは「聞こえねぇぞ!」というヤジ。

 

しかし、近くでスピーチを聞いていた若者は「本当に君の言うとおりだ・・・」とフォレストガンプに抱き着き、

その直後、行方が分からなくなっていたジェニーが聴衆の中から「フォレスト!」と叫びながら登場してきます。

 

 

この映画を通して、結局フォレストガンプが話した内容は明らかにされていません。

あずっちも最後の方で、何を話したのが明らかになるのかなと思って観ていましたが、最後まで分からずじまい。

 

ってことは、ここに大事な、映画作成者が観ている人に感じ取ってもらいたい何かがあるはずなのです!!

 

 

あずっち的考察

 

あずっち的には、この場面でフォレストガンプが述べるとしたら、

ババのことのことだと思います。

 

ババとは、陸軍時代に一緒に活動していた黒人の兵士。

彼は兵役が終わったらエビ漁をして生活したいと言っていました。

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その彼が、ベトナム戦争で負傷し、亡くなりました。

フォレストガンプからしてみれば、ババの死は強いショックになったのだと思います。

 

 

帰国して、栄誉賞を受賞しても、まっすぐな思いをもっているフォレストガンプには関係なし。

 

フォレストガンプからしてみれば、「大切な人とと別れたこと、大切な人ともっと一緒にいたかった事」が最も重要なことなのだと思います。

 

 

ベトナム戦争ではダン小隊長も負傷していました。

ダン小隊長は両足を切断するほどの重症。

 

自らは戦地で死ぬ覚悟でしたが、不覚にもフォレストガンプに助けられてしまった。

 

これからどう生きていけばいいのか悩み苦しんでいるダン小隊長は、フォレストガンプを憎みます。

 

一方、フォレストガンプはダン小隊長を信頼していたので、生き残ってくれてうれしい気持ちでいっぱいだったのだと思います。

 

ある日、ベトナムの病床にいるはずのダン小隊長を訪れたフォレストガンプ

すでにダン小隊長は帰国していました。これに対しても、フォレストガンプは深い悲しみを抱いているように感じました。

 

 

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ババもダン小隊長も、どちらもフォレストガンプにとっては大切な人だった。

 

なのに自分の元から離れていってしまった。

 

 

戦争で人を傷つけて悲しいとか、自分の大切な人を殺されたから敵が憎いとかそういうことではなく、ただただ純粋に「別れがつらい」ということなのだと思います。

 

 

つまり!

 

あずっちが何を言いたいのかというと、このスピーチで述べられたこと。すなわち、この映画のメッセージとは、

 

 

「大切な人と一緒にいられる時間がいかに素晴らしいか」

 

 

ということだと考えられます。

 

 

この映画は全体的に、最愛のジェニーと別れを何度も繰り返している。

 

その度に、なんとも言えない悲しそうな顔をするフォレストガンプ

(あぁ・・・なんでこんな演技ができるんだトムハンクス!!)

 

 大切な人と一緒にいられることがお金とか名誉よりも大事なのだよね。うんうん。

 

フォレストガンプのエッセンス

 

人生は、運命の通りに事が進んでいるのか?それとも風にたなびくように自由に人生を進んでいるのか。

 

それは両方同時に起こっている。

 

みたいなことを映画の最後にフォレストガンプが言います。

 

 

 

今あなたが自由にしている決断の連続が、後に長い時間軸でふりかえってみると運命と呼ばれるのです。

 

 

大切な人のために、今自分ができる精一杯のことをしていきたいものですね。

 

 

では!