始めるなら今!iDeCo(確定拠出年金)やろう!
こんにちは。
あずっちです。
今回は確定拠出年金(iDeco)について記事をまとめていきたいと思います!
iDeCoとは?
はじめに
「イデコ」と呼びます。
英語にすると、「individual-tipe Defined Contribution Plan」となり、その頭文字をとって、iDeCoとなっているわけです。
確定拠出年金自体は、2001年から始まっていますが、2017年に法律が改正されて、主婦や公務員も加入できるようになりました。
少子高齢化、人口減少が続いて、年金を支払えなくなる時代に備えて、個人でも退職後に備えてください!!
と政府が訴えているんですね。
これまでは主婦とか公務員は大丈夫だろうと思っていたところ、そろそろ全職種を対象にしないと立ち行かなくなってきているのです。
まだiDeCoに加入していないという人は今すぐ加入の準備を進めましょう!
どんな制度なの?
iDeCoの制度について簡単に説明します。
これまでの年金制度は、毎月定額を積み立てし、その積立額に応じて、退職後に一定の金額が給付されるというものでした。
つまり
積立 → 受取り
という流れです。
iDeCoでは、これに「運用」という側面が加わります。
つまり、
積立 → 運用 → 受取り
という流れになります。
運用次第では、積み立てた額以上の年金が受取り可能となるのです。
積極的にお金を運用して、資産を増やしていきましょう!
どうやって運用するの?
では、どうやって運用するのでしょうか?
基本的にはまず、金融機関を選びます。銀行とか、証券会社などです。
選んだ金融機関が提供している「預金」や「投資」などの金融商品を購入することで運用をしていくことになります。
つまり、
金融機関を選ぶ → 金融商品を選ぶ
という流れになります。
どうやって金融機関を選ぶの?
では、どうやって金融機関を選ぶのでしょうか。
これは、悩ましいですよね~
大まかにいうと、
「元本保証」 → 銀行や保険会社
「運用益重視」 → 証券会社や投信会社
ということになります。
その上で、まずはあなた独自の判断基準を決めましょう。
例えば、
「手数料」「商品の数」「サービスの内容」
などです。
あずっちは、
「運用するんだから元本保証はあんま意味なぁ」
って思っています。
iDeCoを始める年齢にもよると思いますが、せっかく運用した分を年金に上乗せさせられる制度なのだから、積極的にリスクをとってお金を増やした方がよいなと思っています。
ちなみに・・・
投資の世界において「リスク」とは「不確実性」を意味しています。
そのため「リスクが大きい」とは、「先を見通すのが難しい」状態のことを言います。
日常では「リスク」=「悪」みたいな感じで表現されてますけど、リスクってすなわち「チャンス」でもありますからね。
みなさんも「リスク」=「チャンス」を取っていきましょう。
さて、ちょっと横道にそれてしまいましたが、
あずっち的に選ぶ金融機関の業態は「証券会社」がおすすめです。
なぜなら、金利が低い現在の世の中で銀行などの元本保証をうたう金融機関にお金を預けていてもいくらにもならないからです。
銀行は基本的に預かったお金をリスクの低い国債や地方債などの債券に回します。
債券は元本割れが少ない安全な金融資産です。しかしその分金利は低いのです。
つまり、稼げないんですよ。
それだったら、証券会社、つまり投資のプロたちに積極的にお金を回してもらって、運用した方がiDeCoを十分に活用できていると言えるのではないでしょうか。
それに加えて、証券会社を選んだほうが良い理由があります。
その理由はまた後でも述べますが、
- 手数料が安い
- 投資商品が多数ある
- 投資のプロが運用する
ということが主な理由として挙げられます。
iDeCoのメリットは?
税制優遇がある
iDeCoのメリットとしては「税制優遇」が受けられる。ということが挙げられます。
みなさん、給与明細見たことありますか?
税金めっちゃもっていかれてますよw
特に住民税とか所得税とか。
これらの税金は「課税対象額」に税率をかけて算出しています。
つまり、稼いだら稼いだだけ税金を持っていかれるんです。
理不尽ですよね。
それにですよ。
2019年の10月には消費税が10%になる予定です。
理不尽だ!!w
まぁ、税金がすべて悪いってわけじゃないけど、いくらなんでもひどすぎます。
増税反対!
って声を上げることも大事ですが、できることをやりましょう。
ってことで、さあ「iDeCo」やりましょう!w
なんで税制優遇になるかというと、iDeCoで積み立てた金額は課税対象から外れるからです。
つまり、たとえば所得税の税率が5%だとしましょう。
そうすると、年間300万円が課税対象になっている人は、
300万円 × 5% = 15万円
15万円所得税に持っていかれることになります。
なかなかな金額ですよね?!
これがもし、毎月1万円iDeCoにお金を回したとしましょう。
そうすると、年12万円が課税対象から外れるので、
(300万円 - 12万円)× 5% = 14万4千円
つまり、6千円の節税になるわけです。
「6千円なんて、はした金や!」
と思ったそこのあなた!
たとえば40歳から20年間iDeCoを続けたとしましょう。
そうすると、
6千円 × 20年間 = 12万円
12万円も節税できたことになるのです。
まぁこの例だと実感がわかないかもしれませんので、以下のサイトで節税効果について実感してください。
かんたん税制優遇シミュレーション|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
運用益が加算される
iDeCoのもう一つのメリットとして運用益が年金に加算されるということです。
つまり、単純に年金を積み立てるよりも年金額を増やすことのできるチャンスなのです。
投資は、「分散」させ、「長期」で運用せよ。
という原則があります。
「分散」については、たくさんの卵を一つのかごに入れておくと、そのかごを落としてしまった時にすべて割れてしまうが、複数のかごに入れておけば一つを落としても他に被害は及ばない。
というようなたとえがなされます。
つまり、投資対象も一つではなく複数の対象を選びましょうということです。
もう一つ、「長期運用」についてですが、これは「ドルコスト平均法」という考え方があります。
ここでの説明は省きますが、簡単に言うと
「毎月同じ額で金融商品を買い付ける手法」
ということです。
この買い付け方のメリットは、1単位あたりの平均取得単価が下がるということです。
ここでは、
「長期投資をすればするほどドルコスト平均法の考え方に基づく投資メリットを得られる」
ということだけ覚えておきましょう。
iDeCoは60歳まで受取りができません。
そのため、強制的に長期投資になります(良くも悪くも)。
投資と聞くと怪しいと感じる「投資アレルギー」の人が日本人には多い印象ですが、iDeCoはそんな投資があまり好ましくない人にとっても、健全な制度であると言えるでしょう。
また、通常、投資信託や株式投資などで出た「運用益」については、雑所得として課税されます。
また税金で持っていかれるのです!w
しかし、iDeCoの場合は運用益も非課税になります。
つまり、運用益が出た分すべて年金に加算されるのです。
これは、お得です。お得すぎます。
証券会社を選んだ方がいい理由
さて、先ほど証券会社を選んだ方がよいと述べましたがそれには理由があります。
①手数料が安い
一つ目には手数料が安いことが挙げられます。
下の図を見てください。
この図は、あずっちがiDeCoの公式サイトに掲載されている主な金融機関から手数料を一覧にしたものです(2018年8月現在)
※キャンペーンなどで安くなっていたりもするので手数料については必ず最新の状況を調べるようにしてください!
運営管理機関一覧|イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
この一覧の通り、証券会社の手数料はだいたい年間2000円くらいです。
しかし、都市銀行や保険会社などは、5,000円を超えるものも多いです。
加入期間が長ければ長いほど、手数料の影響は大きくなると思いますので、長期間の加入の場合は手数料の面で証券会社が絶対的におすすめです。
②投資商品が多い
先ほど、投資の原則の部分で「分散投資」について述べました。
投資商品が多ければその分分散投資ができます。
投信会社なんかは、金融商品が1つだったりするので要注意です。
③投資のプロが運用
これは大事なポイントです。
せっかく運用しているのに、損失を出されてしまっては困ります。
怒りものです。
先日もこんな記事がありました。
銀行なんかは基本的に「預金業務」ですよね。
銀行の投資能力については、証券会社や投信会社なんかにはかなわない面があります。
結論
結局何が言いたいかというと、
さっさとiDeCoやりましょう。
ということと、
証券会社でやりましょう
ということですな。
とはいえ、投資は自己責任。
よーく調べてから始めてくださいね♪
ではでは!