あずっちの役に立つ山の知識とお金のこと

地球の登り方~お金とお山について~

このブログでは自由気ままにお金と山についてつづっています。

FX始めて2か月がたちました。

こんにちは。あずっちです。

FXを始めて2か月程度が経過しました。
いや~、最初はまじで稼げてこんなに簡単にお金が稼げるの?!
ってなりましたけど、もちろん甘くなかった。
今や一時18,000円の利益だったのが、すでに2,000円まで減ってしまっています。
何をやるにもうまくいかん!

でも、FXに挑戦していろんなことを考えられるようになりました。ありがとうFX。

そんな今日は、この2か月で陥った状況などを書いていきたいと思います。

 

ポジポジ病

FXやっていると、このポジポジ病という病のことを少なくとも1度や2度聞くことになるでしょう。聞かなくても、この症状に陥る人は少なくないはず。

 

ポジポジ病って何でしょう?

みなさんも、さっそくWikipediaで調べてみてください。

 

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このように調べても出てきませんよ!!!

 

 

 

(FXやって変わったこと:性格が悪くなるw)

 

 

Wikipediaでは出てこないので、あずっちの認識によると、

ポジポジ病とは、「ポジション」を持ちたくて持ちたくてしょうがなくなること。です。

 

一つ取引を終えると、またポジションを持ちたくなる現象です。

あずっちは初期にこの症状に悩まされました・・・。

ポジションを持たねばならぬと強迫観念にさいなまれておりました。

つらかった・・・。

 

なぜポジションを持ちたくなるのか

このポジポジ病。なぜ陥ったかというと、やっぱり利益が出たから。

ということに尽きると思います。

 

ポジションを持てば利益が出る。

どんどんお金が増えていったんですな。

そうすると、ポジションを持たないともったいないなという気持ちになりました。

これがポジポジ病の恐ろしいところですね。

無駄に取引をしてしまう。

 

おさるの実験

ここで脇道にそれますが、昔おさるさんに実験をしたそうです。

どんな実験かというと、おさるさんに調教をしてある行動を身に付けさせます。その行動をする度に報酬を与えます。すると、おさるさんはすぐにその行動と報酬が結びついていると理解するようになり、報酬が欲しければ行動を起こすようになりました。

 

実験はここからで、ある日突然報酬を与えるのをやめました。するとおさるさんはしばらくして、行動と報酬が結びついていないことを理解し、そのうち行動すらしなくなるようになりました。

 

さて、この実験、もう一匹おさるさんがいました。このおさるさんにも同じように調教して行動を身に付けさせました。

このおさるさんには、毎回報酬を与えません。ではいつ与えるのか?

ランダムです。

 

規則性はなく、行動してたまに報酬をあげる。たまにあげない。この繰り返しをしました。

 

すると、このおさるさんは、一定の期間報酬を与えない期間が続いても行動をとり続けたのです。

 

 

「たまに」ある報酬は効用絶大

さてさて、このおさるさんの実験からわかることは、「たまに」ある報酬は効果が絶大だということですな。

 

経済学でも効用関数という概念があって、例えばビールは初めの一杯がめちゃめちゃおいしいですよね。でも二杯目はどうでしょう?

まあおいしいけど、一杯目ほどではないですよね。ビールを飲んだことがない人は、コーラとかサイダーとか、自分の好きな飲み物とか食べ物を思い浮かべてみてください。

 

この数量が増えれば増えるほど効用も減っていくという考え方が効用関数というグラフであらわされるのです。

※詳しくはWikipediaで。効用関数は出てくるよw

 

 

脳の中での出来事

報酬が与えられたり、効用が高い出来事が起こったりすると、脳みその中では何が起こっているかというと、ドーパミンが放出されて頭の中がハッピーになります。

 

このハッピーになるときはどんなときかというと大きく3つに分けられます。

 

1 動物的なこと

食べたりセックスしたり。

 

2 人間的なこと

だれかの役に立ったり、美しい景色を見たり美術を観たりしたとき。

 

3 短期的なこと

タバコ、アルコール、薬物など

 

 

もう一度ポジポジ病を考える

ここまでをまとめると、ポジポジ病に陥っているということは、

 

ポジションを持つ→短期的に利益が出る→うれしい!!!!→またポジション持ちたい

 

 

という思考回路なわけですね。

 

 

短期的な効用ばかり求めていると、脳内も短期的な利益ばかり求めるようになり、

長期的な利益や効用っていうのはないがしろにされてしまいます。

 

短期的に利益を得られることによるハッピーな感情は、薬物を摂取するのとあまり変わりありません。

 

 

 

「長期間投資してコツコツ稼ぐよりも短期的な売買でさっさと稼ぐ方が手っ取り早い!」

 

という考え方と

 

「真面目にコツコツ働いてたまに遊んでハッピーになるよりも、薬物やって今この瞬間気持ちよくなるほうがいいや!」

 

という考え方は根本は一緒です。

 

あずっちは、さっさと損失膨らんできているので、そこまで依存感情になりませんでしたけど、これがもう少し長い期間利益で続けてたら、結構やばかったかもしれません。

パートナーにも「最近のあなたは嫌い」と言われましたからw

 

 

まとめ

なんだかまとまらなくなってきたので無理やりまとめますが、この2か月で一番恐ろしいと感じたのはポジポジ病ですよ。

みんなも気をつけようねっていう話です!

 

今週は奥穂高岳に登りに行く予定なのでそれの準備をしたいと思います!

 

ではでは!