【コラム】そろそろ山登ってみない?
こんにちはあずっちです。
今日は風が強かったですね。
風が強いと言えば、自分は山に登って一人でテント泊をすると必ずと言っていいほど暴風雨に見舞われます。
おかげでテントはもうボロボロですw
さて、冬の間に雪化粧した山たちも、気候が暖かくなってくると化粧をとり、私たちを出迎えてくれます。
これから山に登ってみたいと思っている方も大勢おるかとおもいますので、
今日は山に登るにあたって何から始めたらいいのか、まとめていきたいと思います。
はじめに準備するのは装備じゃない
よく山に登ろうとする人はザックや靴など、装備を整えようとします。
しかし!
最初に準備するのは装備ではありません。では何から準備するか?
それは目標とする山を決めることです。
理由1 モチベーションが上がるから
山には、山頂があります。
(当たり前やん・・・)
山頂があるということはゴールがあるということ。達成感を味わえるということです。そのため、自分がどの程度の達成感を味わいたいか、そのために登りたい山を決めることです。一番いいのはやっぱり「富士山」でしょうね。
富士山は登る山ではなくて、見る山だ。っていう意見もあるけど、やっぱり日本で一番高い山だし、人生で一度は登るべき山です。
とはいえ、富士山レベルまでは考えていない・・・ハイキング程度でいいんだけど・・・
っていう方もいると思います。
そういう方は「低山」を攻めましょう。
個人的なおすすめ低山は、
矢倉岳。丹沢(神奈川県)にあります。
yamanobori-dream.hatenablog.com
あと、陣馬山。高尾山の近くにある山です。高尾山は人でごった返しているんですが、あずっちが陣馬山に行ったときには全然人がいませんでした。
山頂は360度見渡せる素晴らしい景色で、大好きな山です。
こちらの方がまとめていたので記事をはっつけときますね✨
理由2 ショップ店員が目標の山を聞いてくる
山の装備を買いに行くと、そのお店の店員さんは、「どこに登る予定ですか?」という質問をしてきます。
店員さんは、登りたい山に合わせた道具を薦めてくれるわけです。
ここで、もし登りたい山が決まっていないと、自分に合っていない道具を買ってしまうハメになるかもしれません。
靴を事例に考えてみましょう。
山靴には靴の底が柔らかいものと、硬いものがあります。
ざっくりいうと、比較的平らな道を歩くハイキング用には歩きやすくするために靴の底が柔らかいもの。
ごつごつした山を登る本格的な登山をしたい場合には、ごつごつ感で足に負担がかからないようにするために底が固い靴が適しているのです。
自分がハイキングをしたいのに、登りたい山がわからないがために、適当に「富士山とかですかね」と店員さんに伝えてしまうと、自分に合っていない靴を薦められます。
逆に、本格的な登山をしたいのに、見た目がかっこいいからという理由だけで靴の底が柔らかいものを買ってしまうと、山で悲惨な目にあいます。
これらの事態を防ぐためにも、あらかじめ目標とする山を決めておくことは、装備をそろえる前に押さえておきたいポイントなのです。
装備をそろえよう!
目標の山が決まったら装備をそろえましょう。
この記事では山を登るのに必要最低限の装備を紹介します。
山にもっていくと便利なものはたくさんあるのですが、それらをそろえると登った後に「なんだこれいらないじゃんw」という事態になってしまいます。
ザック
なにはともあれ、山に荷物を持っていくためのザックはまず最初にそろえたい装備です。
ザックにはいろいろな種類がありますが、大事なのは容量です。
容量は「リットル」であらわされます。
初心者の方が必要なのはだいたい30リットルくらいです。
これで、日帰り~1泊程度の山登りができます。
あずっちが初めに購入したザックはミレーの約30リットルのザックでした。
これでどれくらいの容量が入ったかというと、最高に詰め込んだときは、
・レインウェア ・衣服(1泊分) ・テント ・水2リットル ・行動食(3種類くらいのお菓子) ・食料(3食分くらい) ・クッカー などなど
がはいりました。
これくらいの容量のザックで山を幅広く楽しむことができます!
レインウェア
山の天気は変わりやすい。と言われますが、本当にコロコロ変わります。
そして山で一番やってはいけないことは、死ぬことです。
(いきなりシリアス・・・)
山の天気は変わりやすいため、雨風にさらされて体温が奪われやすい状況に直面することもしばしばあります。
それを防ぐためにもレインウェアは必須です。
まずは身体をぬらさないこと。これは鉄則です。
レインウェアは少し値が張るのですが、ここはけちっても仕方ないので、お金を出しましょう。
そういえば、あずっちが富士山に登った時に、コンビニで売っているような雨合羽を着ている人が良くいましたが、あれはやめましょう。
なぜかというと、蒸れるからです。
蒸れると汗をかきやすくなってしまい、濡れないために羽織っているのに、結局汗で体温を奪われます。
そして何より、臭いし、暑いし、気持ち悪いから、自分を苦しめるだけですw
あずっちはモンベルのレインウェアを買いました。
値段もそんなに高くないし、おすすめです!
確かにデザイン性ではほかのメーカーに劣る部分もあるかもしれませんが、モンベルは価格の割に性能が高く、信頼できるブランドです。
山初心者は迷ったらモンベル!
くらいの考え方で間違いないでしょう!
モンベル(mont-bell) ストームクルーザージャケット男性用 1128531 オリーブグリーン M
- 出版社/メーカー: (モンベル)mont-bell
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(モンベル)mont-bell レインダンサー パンツ Men's 1128567 ブラック(BK) M
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登山靴
登山靴は足をサポートしてくれるのでとても大事な装備の一つです。
あずっちは、最初ノースフェイスのかっこいい靴をえらんでいたのですが、
店員さんに相談したところ、「シリオ」の靴を薦めてくれました。
あずっちは当初富士山を目標にしていたのですが、あずっちが選んだノースフェイスの靴は、靴底が柔らかく、富士登山には向いていないということでした。
確かに、靴底が固いとごつごつした岩場なんかも痛みを感じずに登れます。
これが靴底が柔らかい靴だと、岩の感触がダイレクトに足裏から伝わってきて、登っているうちに痛みとの戦いになってきます。
さらに、靴は自分の足のサイズに合ったものを必ず選びましょう。
あずっちはここの選び方が甘かったのです・・・
実はこのシリオの靴は少し自分には大きかったようなのです。
ある山に登りに行った次の日、やたら足の親指あたりがしびれるなぁと思ったら、その後1年間くらい足のしびれが取れませんでした。
これは「モートン病」と呼ばれる症状のようで、靴のサイズがあっていないのに長時間歩いたりすると発症するとのこと。
みなさんも靴選びは慎重にやりましょうねw
と、必要な装備品を並べましたが、正直初心者の人が準備する装備はこの程度でOKです。あとは防寒着とかは、普段着をうまく使えば何とかなると思います。
「良い山」に出会えるか?
さて最後に、山登りを始める際に必要なこととして、「良い山」に出会うことです。
せっかく目標とする山が決まり、装備もそろえたのに、登った山がつまらなかったら残念ですよね。
なので、山登りって楽しいんだな。と思える「良い山」に出会うことは何より大事なことなのです。
では、「良い山」とは一体どんな山でしょうか。
あずっちは、こんな山を「良い山」と考えています。
・人が少ない山
・アスレチックのような山
・景色が良い山
あずっちが出会った「良い山」は、
・赤岳(八ヶ岳)
などなど。
群馬県の温泉で有名な水上の近くにある「谷川岳」なんかも、みんが好きになる山ですね!
yamanobori-dream.hatenablog.com
まとめ
「良い山」の定義は人それぞれ。
日本には本当に多くの魅力的な山があるので、自分のお気に入りの山を見つけられるといいですね。
みなさんの山ライフを応援しています!